ヘドロ処理についての技術提供

2011年5月20日

東北地方太平洋沖地震で発生した津波によって持ち上がったヘドロは,東北地方太平洋沿岸地域の復興の大きな障害となっています。

本学では長年ヘドロの研究と資源としての活用技術の開発を行ってまいりました。

悪臭の処理やヘドロに含まれる有機炭素の資源エネルギー化など役に立つ技術が特許として確立しています。

ご活用いただければ幸いです。

 

1024_hedoro3.jpg

上記の図の拡大版→技術資料(108KBytes)

 

※津波で運ばれたヘドロとは

津波は海底をさらって水の塊が運動してきます。そのため、普段は波の影響を受けない沖合の底質(有機質の泥、シルト)を削り取って運動してきて、陸地に打ち上げます。
このような有機質の堆積物は陸上では含水率の高い粘性土となり処理が難しくなります。また、有機物の腐敗によって悪臭を放つのみならず、堆積物に含まれる海水中の硫酸イオンが還元され硫化水素(毒性を持ちます)を放つこともあります。これにより作業員さんが気分を悪くしたりされることがあります。さらに、乾燥すると粉塵となり飛散します。そのため、早めのヘドロ処理が必要と言えます。

写真は仙台市宮城野区での状況です。表面は乾燥して赤茶けていますが、内部は黒色のヘドロで悪臭を放ちます。

1024_hedoro.JPG

 

相談お問い合わせ先:産学連携センター(電話:0852-60-2290 ファックス:0852-60-2395)

この技術に関する関連資料 http://www.crc.shimane-u.ac.jp/res-pr/seeds02/S-16.pdf