島根大学オープン講座「デートDVをなくすために」を開催

2011年6月13日

5月20日(金)、男女共同参画推進室(さぽっと)は、松江市男女共同参画センター(プリエール)との共催で講演会「デートDVをなくすために」を開催しました。
当日は、松江市男女共同参画課安達知弘課長にご挨拶をいただいたのちに、アウェア認定デートDV防止プログラムファシリテーターである「デートDV防止ますだ」の高橋康子先生と山尾優美先生の二人の講師にご登壇いただき、デートDVとは何か、なぜ起きるのか、どうしたら防止できるのか、問題を抱えた友だちへのサポートについて、お話いただきました。

 

デートDVとは、恋人など親しい間柄の若い男女間で起こる暴力のことです。
内閣府の調査によると交際経験のある20代の女性の5人に1人がデートDVの被害を受けたことがあると答えています。
講演では、暴力とは身体的な暴力だけではなく、言葉で相手を傷つけたり、束縛したりするなどの精神的暴力,経済的暴力,及び性的な暴力があること、また、DVが起きる一番の要因は力による支配であり、暴力の容認やジェンダー・バイヤスも原因であること、そして、DVを防止するためには怒りを態度や行動で表わさず、言葉できちんと自分の気持ちを伝えること、加えて、相手に共感し、尊重することが大切である等、ビデオ視聴も交えて学びました。

 

また、自分自身の意識チェックや学生によるロールプレイを通して、自分の中に知らず知らずのうちにジェンダー・バイヤスがあること、デートDVの加害者は男性ばかりでなく女性のこともあり、誰でもがデートDVの加害者・被害者になりうる可能性を認識することができました。学生のロールプレイでは、その迫真の演技に自然と拍手喝さいが起こりました。
講演会参加者は、本学学生を中心に教職員、松江市民など総計263名と大盛況でした。

 

講演会に参加者した学生からは、

  • デートDVは思っている以上に身近にあることを知った。
  • DVで命の危機を感じた人が20人に1人と予想をはるかに上回る多さだったので驚いた。
  • デートDVは男性から女性に対して起こる場合が殆どだと思っていたら、女性から男性へも起こることを知り、少し驚きました。
  • お互いに相手を尊重しつつ自分の意見をしっかりと言うことが大切だと感じた。
  • 殴ったり怒鳴ったりなどはさすがにないが、嫉妬して責めたり、不機嫌になるなどの行為も行き過ぎるとデートDVになってしまうことに恐怖を感じました。
  • 嫌なことは、「NO」とはっきり言えるようになりたいと思った。

などの感想が寄せられました。

デートDV防止ますだ 高橋康子先生

デートDV防止ますだ 高橋康子先生

 

デートDV防止ますだ 山尾優美先生

デートDV防止ますだ 山尾優美先生

 

会場様子(松江市民など総計263名)

会場様子(松江市民など総計263名)