公開日 2014年08月01日
この度、下記の日程で第５５回島根大学サイエンスカフェ「手足の指の形づくりに関わる細胞死：カエルと我々哺乳類の間で明らかとなった共通の仕組み」を開催いたします。
島根大学サイエンスカフェは、本学のすぐれた研究や社会的に関心の高い研究を、一般市民の方に出来る限り理解しやすい言葉で伝えることを目的とした講演会です。
今回は、生物資源科学部の西川彰男教授が指間細胞死が起きないカエルと我々哺乳類の間で明らかとなった指を作るという共通の仕組み、生物の形づくりの秘密についてお話しいたします。
コーヒーを飲みながら、気軽に学んでみませんか。
是非お誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。お待ちしております。
記
講演者： 西川 彰男 教授（島根大学生物資源科学部）
日 時： 平成２６年８月２５日（月）１４：００～１５：３０
場 所： くにびきメッセ ６階大会議室
（松江市学園１丁目２番１号 TEL : 0852-24-1111）
参加料： 無料
定 員： ８０名程度（定員に満たない場合は当日参加もできます。
【講演趣旨】
指間細胞死は胚芽の不要部分を削り、独立した指を形成していく仕組みです。しかしカエルでは指間細胞死が起きないことが、1977年に米国キャメロン氏らが公表して以来の定説でした。なぜカエルでは指間細胞死が起きないのか。今回、我々はさまざまな工夫を凝らすことで、カエルでの指間細胞死の存在を証明しました。みなさんと一緒に、指を作るというカエルとヒトの間で共通な仕組みを通して、生物の形づくりの秘密を考えていきます。
【申込方法】
（裏面）に必要事項をご記入の上、
島根大学研究協力課FAX（0852-32-6488）までお送り下さい。
【問い合わせ】
島根大学研究協力課 山砥・錦織（内線２１４２）
TEL：0852-32-9727 E-mail：rsd-kenkyu@office.shimane-u.ac.jp
