「山陰(鳥取・島根)発 新技術説明会」を開催しました

公開日 2014年07月22日

 7月4日(金)に,大阪商工会議所において,「山陰(鳥取・島根)発新技術説明会」を開催しました。新技術説明会は,大学や公設試験研究機関等から生まれた研究成果の実用化を促進するために開催されるJSTの事業であり,山陰地域の大学,公設試験研究機関が連携して開催するのは,今年度で8回目となります。

 昨年に続いて今回も大阪で開催し,ライフサイエンス・材料をテーマに,島根大学,鳥取大学,島根県産業技術センター,鳥取県産業技術センター,鳥取県衛生環境研究所から生まれた計11件の新技術の発表が行われました。

 本学からは,総合理工学研究科の舩木修平助教による「銅酸化物系高温超電導膜の低温かつ簡易的な作製方法」,生物資源科学部の上野誠 准教授による「光照射による植物病害の防除法の開発」,生物資源科学部の足立文彦助教による「共生微生物を利用した高い生産能力を持つサツマイモ種苗生産方法」,医学部の今出真司 助教による「宮大工の概念をハイテク技術で具現化した骨折手術支援システム」の計4件の新技術の発表が行われました。

 当日は,118名の参加者が集まり,山陰発の新技術に熱心に耳を傾けられていました。また,各発表の終了後には,名刺交換が行われ,民間企業等からの具体的な相談について,担当コーディネータも交えた協議が行われました。

 産学連携センターでは,今後,今回のような発表機会を通じて,本学の研究成果の情報発信をして参ります。なお,来年度の「山陰(鳥取・島根)発新技術説明会」は東京で開催する予定です。

 詳しい内容は,産学連携センターのホームペをご覧ください

 

【問合先】島根大学産学連携センター連携企画推進部門(担当:丹生)

     Tel:0852-60-2290 E-mail:crcenter@ipc.shimane-u.ac.jp

 

山陰発新技術説明会.JPG