島根大学・寧夏大学国際共同研究所設立10周年記念式典を開催しました

公開日 2014年11月04日

 島根大学・寧夏大学国際共同研究所は,1987年に開始した島根大学と寧夏大学の研究交流が礎となり,2004年3月に中国・寧夏大学内に設立した中国内陸部唯一の日中大学共同研究施設です。

 今年はちょうど設立10周年の節目であるため,これを記念して,2014年11月1日(土),島根大学松江キャンパスにて島根大学・寧夏大学国際共同研究所の設立10周年記念式典を開催しました。

 記念式典には,寧夏大学 馬応虎副校長,島根県議会小沢副議長をはじめとする来賓や学内関係者等多くの方にご出席いただきました。

 冒頭,小林学長より長年にわたる両大学の研究交流に貢献してきた方々に対し感謝の意を表され,「本研究所が中国西部全体の大学研究ネットワークの中核として発展し、両大学ならびに日本と中国の協力関係がますます強固なものになることを祈念します」と式辞が述べられました。

 続いて馬副校長からも長年にわたる両大学間の研究交流に協力いただいたことに対する感謝の意と今後の両校及び研究所の更なる発展を期待する旨の挨拶をいただきました。

 記念講演では,慶應義塾大学経済学部の大西 広 教授に「東アジア・アイデンティティーの形成について」という演題で講演いただき,出席者たちは熱心に耳を傾けていました。
 また,同日午後からは,第12回日中国際学術セミナーが開催され,「日中農村における持続可能な発展と環境保全」というテーマで日中研究者による関連課題の研究成果が報告・討論されました。

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