考古学技術実習の一環として石見銀山遺跡の発掘調査を行いました

2016年10月3日

 島根大学法文学部考古学研究室では考古学技術実習の一環として、91日から15日にかけて大田市大森町所在の石見銀山遺跡昆布山谷地区に対する発掘調査に参加しました。今回の調査は島根大学と大田市との包括的連携に基づいて実施され、法文学部考古学研究室が石見銀山遺跡の発掘に参加するのは初めてのことです。

 発掘調査では間歩(まぶ)と呼ばれる坑道から採掘された銀鉱石を加工し精錬したと考えられる建物址に付随する石垣(江戸時代と推定)や道路遺構(江戸時代~明治時代と推定)を検出しました。発掘調査には学部生から大学院生まで8名が参加し、悩みつつ自ら考えて行動し調査を進めていく過程を経験できたものと思います。島根大学として地元島根にある世界遺産の調査に参加し、石見銀山遺跡の実態解明に少しでも協力できたことは参加した学生さんたちにとって貴重な経験と励みとなりました。今後は発掘調査で出土した遺物の整理、報告書の刊行に携わっていきます。これからも皆様に多くの関心を持っていただければと思います。

今回の調査を実施するにあたり、大田市教育委員会、栄泉寺の関係者の皆様には多くのご理解とご援助を頂きました。深く感謝いたします。(法文学部 平郡達哉)

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