第3回島根大学ミュージアム特別講座in広島Part2「考古学からみた先史・古代の出雲と朝鮮半島」を開催しました。

公開日 2016年12月22日

  12月3日(土)、広島市まちづくり市民交流プラザ(広島市中区)にて、第3回島根大学ミュージアム特別講座in広島Part2「考古学からみた先史・古代の出雲と朝鮮半島」を開催しました。

 この講座は、平成25年度に島根大学ミュージアム特別講座in広島「出雲文化へのいざない」を開催した際、大変好評で、再度の開催要望が多く寄せられたことから、パート2として企画したものです。

 今回の講師は、平郡達哉先生(島根大学法文学部准教授)が務められ、縄文時代から古墳時代にかけての出雲と朝鮮半島との文物交流について解説されました。

 近年の調査の進展によって、出雲では、朝鮮半島系の土器が多く出土しています。また、朝鮮半島でも山陰系の土器が出土しているようです。こうした考古学的な証拠を積み上げていくことで、海を隔てた両地域の交流がどのようなものだったのか解明していけることが期待されています。

 会場は今回も満席で、広島の皆さまに熱心に聴講していただくことができました。ありがとうございました。なお、この特別講座は、来年2月まで連続開催される予定ですが、すでに各回とも定員に達しているため、受付を終了させていただいております。

講座の様子

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