三井化学アグロ株式会社と寄附講座設置に関する協定を締結

2017年3月15日

 平成29年3月9日(木)島根大学において,服部泰直学長,三井化学アグロ株式会社谷 和功代表取締役社長(本社:東京都中央区)ほか関係者が出席して,本学では5例目となる寄附講座設置に関する協定書の調印式を行いました。
 今回の協定書の調印は,三井化学アグロ株式会社からの寄附講座の申し出により,生物資源科学部では初めてとなる寄附講座「三井化学アグロ・生物制御化学寄附講座」を4月に設置するに至ったものです。

 調印式では,谷 和功代表取締役社長から「島根大学と寄附講座を開設することにより,殺虫剤の作用機構の研究をはじめとするライフサイエンス分野での研究の進展,更には世界の農業の維持・発展に寄与できるものと考えている。微力ではあるが協力させていただきたい」との挨拶があり,服部泰直学長からは「寄附講座という形で本学の研究に対する価値を認めていただいたものと考えており,大変ありがたく思っている。調印を機会に両者の関係が深まり,研究が一層進展することを願っている」とのお礼の挨拶がありました。

 現在,世界では,食糧需要の増加により,食糧増産に役立つ高性能で低環境負荷の農薬が求められています。このような農薬の開発には作用機構を解明した上で,分子設計を進めていくことが重要になります。本講座は,3月末で定年退職する生命工学科 尾添嘉久教授を特任教授として採用し,「神経作用性殺虫剤の作用機構解明」,「イオンチャネル評価系の構築」を通して,生命現象の基本原理の解明研究から殺虫剤創出及び食糧安定供給に向けたより実践的な研究体制を構築するための支援を行います。研究成果は『島根発のグローバル技術』として国内外に発信することで地域に貢献するとともに,教育面においては,平成30年度に予定している研究科・学部改組に伴う生命科学の分野における新たな人材育成に繋がることが期待されます。


三井化学アグロ株式会社:http://www.mitsui-agro.com/


 

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             (左から)澤 嘉弘生物資源科学部長,尾添嘉久生命工学科教授,服部泰直学長,

                        三井化学アグロ株式会社 谷 和功代表取締役社長,新井清司取締役専務執行役員,

                        佐野宏己研究開発本部農業化学研究所所長

 

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