平成２９年７月１７日（月），島根大学では３９年ぶりとなる新設学部として４月に開設した「人間科学部」の設置記念事業をホテル一畑において挙行しました。 

　記念式典には政界，経済界，県知事，県内各市町村長その他関連団体及び学生，教職員等，約１３０名が出席しました。はじめに服部泰直学長が式辞に立ち，「地域や社会のニーズに応え，島根県における産業界，経済界との連携を強化し，人間科学部を中核として島根県や県内各自治体と一体となり，地域の創生，地域イノベーションの創出に全力を挙げて取り組みたい」との決意を述べた後，島田三郎参議院議員，溝口善兵衛島根県知事，義本博司文部科学省高等教育局長から祝辞が述べられ，高齢化や過疎化などの地域課題に取り組む人材の輩出への期待など，激励の言葉をいただきました。

　続いて，村瀬俊樹人間科学部長による学部紹介があり，インタラクティブ・プレゼンテーション・ミーティングなどの教育の特徴や，授業等における学生と地域のかかわり，授業を受ける学生の様子などの紹介を行った後，人間科学部第１期生を代表して学生２名から人間科学部での学びと将来への抱負についての発表があり，最後に，心理学，福祉社会，身体活動・健康科学の各コースの教員によるシーズ紹介が行われました。

　式典後には記念祝賀会が盛大に行われ，村瀬学部長の開会挨拶の後，川上裕治島根経済同友会代表幹事，山内道雄海士町長から祝辞が述べられました。続いて，来賓及び学内関係者による鏡開きが行われ，その後，玉木秀憲島根県臨床心理士会会長の乾杯の発声で歓談が始まり，和やかな雰囲気のなか，新学部設置を祝うとともに交流を深め，最後は江口博晴島根県社会福祉協議会会長の挨拶で閉会となりました。