「平成29年度 夏季地域医療実習」を実施しました

公開日 2017年09月22日

 8月15日~17日(隠岐島前地区は8月23日~25日)、地域における医療及び公衆衛生業務に対する理解を深めることを目的として、夏季地域医療実習を行いました。
 この実習は、島根の地域医療に興味を持つ医学生などを対象とし、島根県内各圏域の保健所、医療機関のご協力のもと、夏季・春季と年2回行っているものです。

 今年度の夏季地域医療実習では、雲南、隠岐などの8地区に、合計29名の医学生(島根大学17名、自治医科大学11名、鳥取大学1名)が参加しました。また実習終了後の8月18日には、実習へ参加した医学生と、ご協力いただいた保健所や医療機関の方をお招きして、意見交換会も開催しました。

実習を終えた学生の報告書から

 これまで漠然としたイメージでしか語ることのできなかった「離島医療」が現実味をもった今だからこそ、自分自身のライフプランと照らし合わせて将来私が隠岐やその他の働く可能性を模索していきたい。

 夏季地域医療実習の意義はその地域の医療、土地柄、文化、人を知り、その地域の魅力を探すことが一番の目的ではないかと私は思っている。今回も、また一つ、魅力的だと思う、将来働きたいと思う地域が見つかった。それが一番の大きな収穫であった。


 島根県の中山間地や離島等、過疎地域においては医師の不足をはじめ、医療の確保が深刻な問題となっています。今回の夏季地域医療実習を通して、学生たちの将来の選択肢に「地域に根ざして働く」ことが加わってくれることに期待しています。

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実習の様子

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意見交換会の様子


 

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