大妻女子大学とコラボした医療施設向け食品開発プログラム「農と食と医療」が行われました

公開日 2019年10月23日

 異分野を専門とする2大学の学生がコラボし、医療施設向け食品開発を行い、生活習慣病に対応できる人材育成を目指す専門科目「農と食と医療」が9月2日~6日に島根大学生物資源科学部(9/2~4)と大妻女子大学家政学部(9/5~6)で実施されました。農産物の生産を専門とする島根大学の学生5名と、食物学を専門とし、管理栄養士を目指している大妻女子大学の学生17名がコラボして、メニューの開発、試作を行いました。
 今年は前日に前夜祭を行い、交流を深めました。島根では、島根ワイナリー、医学部附属病院人工透析室と栄養治療室(調理室)、出雲市立出雲給食センター、アルファ食品(株)、(社福)しらゆり会・(特老)詔光の里の視察をしながら、両大学の学生がグループごとに「機能性食材、医療施設向け食品をテーマとした食品開発」についてディスカッションを深めました。また、附属農場ではメロン、レタスなどの養液栽培について実習を行い、食材生産について学び、低カリウムメロン、メロンアイスやブドウなどの試食を行いました。
 プログラムの後半は場所を東京の大妻女子大学家政学部に移し、グループ毎に考案した試作品の発表と試食を行いました。
 参加した学生からは、「会ったこともない人とSNSでメニューを考えていくのは大変でした」、「初めて病院の透析室に入ることができ、良い経験になりました」、「もっと島根で過ごしたかったです」などの感想がありました。

 島根ワイナリー.jpg    附属病院透析室.jpg


附属病院栄養治療室.jpg    出雲市立出雲給食センター.jpg


アルファ食品(株).jpg    (特老)詔光の里.jpg


島根大学.jpg    本庄総合農場(メロン等の試食).jpg


大妻女子大学での試作.jpg    試作品の発表会.jpg      


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島根大学生物資源科学部
附属施設担当
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