教育学研究科(H28~)アドミッションポリシー

教育学研究科は,平成28年度に改組を行い,地域の教育課題の解決に資する高度の専門的能力及び優れた資質を有するスクールリーダーの養成を目指す「教育実践開発専攻〔教職大学院〕(専門職学位課程)」と急激な社会変化の中で複雑化する学校教育現場等で活躍できる実践力をもつ臨床心理の専門家の養成を目指す「臨床心理専攻(修士課程)」の2専攻を設置しました。各専攻ではそれぞれ次のような人を求めています。

 

教育実践開発専攻〔教職大学院〕(専門職学位課程)

 

  1. 教育目標
    教育実践開発専攻では,地域の学校教育現場が有する教育課題に対応することができる高い総合力を有した「学び続ける教師」「スクールリーダー」を養成することを目指しています。
  2. 求める学生像
    教員に必要な基本的知識・技能,高いコミュニケーション力,子ども理解力をもち,さらに将来スクールリーダーをめざす上で必要とされる高度の専門的能力を身につけようとする人
    教育現場での一定の教職経験を有する現職教員で,主幹教諭等のミドルリーダー,今後,指導主事や学校管理職としての活躍が期待される人
  3. 入学者選考方法の基本方針
    教育実践開発専攻では,上述の人材を得るため,次のような入学者の選考を行います。
    一般入試
    教育実践開発専攻において高度の専門的能力を身につける上で必要とされる基本的知識・技能を確認するため筆記試験(論述式)を課す。加えて,教育実践開発専攻における目標を確認するため,志望理由書及び課題研究・学校教育実践研究テーマ調書の提出を求め,これに基づく口述試験を実施する。筆記試験と口述試験の結果を総合して判定を行う。
    現職教員入試
    教職経験に基づく資質・能力をみるため,筆記試験(論述式)を課す。加えて,教育実践開発専攻における学修目標を確認するため,志望理由書及び課題研究・学校教育実践研究 テーマ調書の提出を求め,これに基づく口述試験を実施する。筆記試験と口述試験の結果を総合して判定を行う。
    現職派遣教員入試
    教職経験に基づく資質・能力及び教育実践開発専攻における学修目標を確認するため,志望理由書及び課題研究・学校教育実践研究 テーマ調書の提出を求め,これに基づく口述試験を実施する。

 

臨床心理専攻(修士課程)

 

  1. 教育目標
    臨床心理専攻では,学校教育制度・教師の役割のみならず,学校教育のあり方や児童生徒の問題の地域特性にも配慮し,教師及び地域の関係機関の専門家と協働して活躍できる,高度な専門性と実践力を身につけた臨床心理の専門家を養成することを目指しています。
  2. 求める学生像
    学校臨床及び臨床心理地域援助に関する高度な専門性を身につけ, 山陰地域や全国の学校現場でスクールカウンセラー等として活躍したいと考える人
    臨床心理地域援助に関する高度な知識・技能を身につけ,山陰地域や全国で臨床心理士として活躍したいと考える人
  3. 入学者選考方法の基本方針
    臨床心理専攻では,上述の人材を得るため,次のような入学者の選考を行います。
    一般入試
    専門性及び適性をみるため,学力試験(外国語科目,専門科目,口述試験)を実施する。
    社会人入試
    臨床心理分野に関する研究業績や学術論文等の審査をもって,外国語科目の得点に代替し,専門性及び適性をみるため,学力試験(専門科目,口述試験)を実施する。
    私費外国人留学生入試
    専門性及び適性をみるため,学力試験(専門科目,口述試験)を実施する。