田中奈緒美 研究員が「六盘山友誼賞」を受賞

 島根大学・寧夏大学国際共同研究所の田中奈緒美研究員(寧夏駐在)が「六盘山(六盤山)友誼賞」を受賞しました。
 「六盘山友誼賞」とは、中国寧夏回族自治区に対して様々な分野で貢献の著しい外国人を対象に自治区人民政府が表彰するものです。今回の表彰は10回目にあたり、これまでに受賞した外国人は44名、日本人では7人目の受賞となりました。過去の日本人受賞者の専門分野は科学技術,経済交流でしたので,田中研究員の専門分野である教育での受賞は日本人初となりました。
 田中研究員は、本研究所の業務の傍ら、寧夏大学外国語学院の日本語講師を務め、また学生や教職員に広く日本語、日本文化を伝えてきましたが、それらの業績が評価され,この度の受賞へ繋がりました。12月21日の授賞式では受賞者と関係者が多数集まり,盛大に行われました。舞台の大型スクリーンに各受賞者の活動風景とコメントが映し出され、田中研究員は「寧夏また私の故郷である島根のために、何か少しでも貢献することが出来れば光栄です」と述べられました。
 田中研究員は一時帰国に合わせ,1月7日に小林学長を訪問し,受賞の喜びの報告を行いました。

 

       

 

  

                            授賞式の様子