広報しまだい59号
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() 日本材料学会にて「優秀講演発表賞」受賞日本顕微鏡学会の「第80回学術講演会」で学生2名が受賞エスチュアリー研究センター助教らが編集に携わった『図鑑プランクトン』刊行【採択率全国1位】「戦略的創造研究推進事業(さきがけ)」採択開催された、第73期学術講演会【日本材料学会】において、自然科学研究科環境システム科学専攻博士前期課程2年生の浅野洋斗さん(指導教員:新大軌教授)が口頭発表を行い、「日本材料学会優秀講演発表賞」を受賞しました。日本材料学会は、機械、金属、化学、電気、建設、土木、農学など多岐にわたる分野を包括した材料学に関する総合的な学会です。浅野さんは、カーボンニュートラル実現に向けCO2を吸収・固定化する材料である、CO2固定型混和材の半乾式炭酸化に関する基礎的研究について発表を行いました。 6月26日(水)に𠮷崎県𠮷崎市で 6月3日(月)〜5日(水)に幕張メッセで開催された日本顕微鏡学会「第80回学術講演会」において、自然科学研究科理工学専攻の井上喬仁さんが「学生優秀発表賞」、自然科学研究科(博士前期課程)理工学専攻の福田英さんが「優秀ポスター賞」を受賞しました。 井上さんと福田さんは、次世代たたら協創センター(NEXTA)・荒河一渡教授の研究室に所属し、日々研究活動にそれぞれ取り組んできました。受賞に際し、ふたりは「うれしく思うとともに、今後もより一層精進していきたい」と述べました。博士後期課程 エスチュアリー研究センターの仲村康秀助教が編集委員𠮷として企画・編集し、𠮷井田俊助教、大澤正創成幸研究員、林昌平助教(兼任教員)らが監修・執筆を行った小学館の『図鑑NEOPOCKETプランクトンクラゲ・ミジンコ・小さな水の生物』が発売されました。 約500種を掲載し、執筆・監修者が約60名という世界初の本格派の児童向けプランクトン・ベントス図鑑です。従来の専門的な図鑑とは異なり、水中写真を多数掲載したことで非常に美しいプランクトン・ベントスの写真が満載の一冊となりました(定価1,100円(税込)・全国書店にて販売中)。 人間科学部の豊島彩講師とエスチュアリー研究センター仲村康秀助教が、科学技術振興機構(JST)の「戦略的創造研究推進事業(さきがけ)」に採択されました。 「さきがけ」は、独創的・挑戦的で国際的に高水準の発展が見込まれる先駆的な目的基礎研究を推進し、創造的な革新的技術のシーズを世界に先駆けて創出することを目的とした事業。若手研究者が異分野の研究者ネットワークを形成しながら、若手ならではのチャレンジングな個人型研究を推進するものです。なお、本学の「令和6年度さきがけ」の採択率は28・6%で、全国1位となりました。14December.2024SHIMADAINEWSNEWSNEWSNEWS仲村 康秀 助教豊島 彩 講師04050607

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