広報しまだい59号
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将来性のある学部の学びを多くの人に卒業生との絆を深める交流会へ 初めてホームカミングデーに参加し、在学生として発表しました。私が所属する材料エネルギー学部は、2023年度に「エネルギー問題を材料から解決する」をコンセプトに新設された学部ということもあり「何の研究をしているの?」とよく聞かれます。材料=金属と思っている人も多く、今回の発表では学部で行っている最先端の研究を少しでも多くの方に知ってもらいたいと思い、発表内容は解りやすく工夫をしました。また、今後、語学と研究の両方の学びを海外で深めたいと考えています。一方で、海外留学を希望していても、海外の大幅な物価高騰などで断念する人も多いという現状もあり、ぜひ学びのサポート・ご支援についても引き続きお願いしたいという思いをお伝えしました。 私は出身も就職も県外ですが、島根大学にはとても愛着があり、過去何度もホームカミングデーに参加しています。今回8年ぶりの開催でしたが、目的意識がはっきりしていて、大学の現状と進む方向や、さまざまな支援など卒業生として知りたいことを知ることができて理解が深まりました。中規模地方総合大学ならではの強みを生かした学部の連携、人材育成、地域貢献、地方から課題解決にむけた提案…あらためて島根大学の研究や教育を誇りに思える機会となりました。これから先も大学には真理を探求する場として、知識だけでなく心を育て、社会に役立つ人材の育成に期待しています。そしてホームカミングデーが今後も卒業生との絆を深める交流会として続くことを心より願っています。 06SHIMADAI材料エネルギー学部2年生 山田 杏美法文学部平成元年卒業生山根 真明10月13日 松江キャンパス10月20日 出雲キャンパスHOME COM

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