人文社会科学研究科の理念・目的,教育内容等

理念・目的

 広い視野に立って深く精緻な学識を培い,人文社会科学分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な能力を養うことを目的とします。

 

教育内容等

 人文社会科学研究科(修士課程)は、時代と地域社会の要請に応えることのできる高度な専門的・総合的能力を有する人材の育成を一層推進するため、2004年4月から、 法経専攻、言語・社会文化専攻の2専攻に再編いたしました。 

 入学した大学院生は、各自の研究課題や修了後に目指す進路に応じた4コース(法政コース、地域経済コース、言語文化コース、社会文化コース)のいずれかに属し研究をすすめ、各分野の高度な専門的知識と技法を習得します。さらに、学際的・国際的 な研究を通じて、総合的実践的能力を育むことも目指します。

 

法経専攻

 東アジアを中心とする国際経済(取引)関係や中山間地域問題、過疎化、少子高齢化問題など山陰地域の抱える社会的諸問題を総合的に把握し、地域に深く根ざした高度な専門能力と実践的能力を有する人材を育成することにより、地域に貢献することを基本理念としています。
 この理念の下、地元弁護士会や民間企業、地方自治体等による講義の開講など、地域社会に開かれ、地域に深く根ざした実践的教育や、プロジェクト型教育研究システムの導入による実践的な課題解決型専門教育を行います。

  • 法政コース
  • 地域経済コース

 

言語・社会文化専攻

 社会学、心理学、文化人類学、地理学、考古学、歴史学、福祉学をベースにして、東アジアを中心とする国際関係と文化交流や、本大学院が位置する地域社会の諸問題(古代出雲、中山間・過疎・高齢化問題など)を学際的視点から歴史的・総合的に把握し、高度な専門能力と実践能力を有する人材の育成を目指します。同時に、東アジアに重点を置きつつも、欧米を含めた世界の文化やわが国の言語・文学・思想・芸術に関する高度な専門的知識と実践的コミュニケーション能力を有し、異文化交流の場で活躍する人材の育成を目指します。

  • 言語文化コース
  • 社会文化コース