お宝研究vol.11

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　冊子「島根大学お宝研究（特色ある島根大学の研究紹介）」は，本学の特徴的な研究を一般市民にも分かり易く紹介することを目的に刊行しており，本紙でvol.11の発刊となりました。　本紙で紹介している戦略的研究推進センターは，重点研究部門・萌芽研究部門・特別研究部門の各プロジェクトとプロジェクトセンターで構成されます。重点研究部門は中期計画に沿った具体的研究テーマを学際的に推進し，本学の特色ある研究として国際的な研究拠点を目指す大型プロジェクト，萌芽研究部門は個別テーマや小規模な学際的テーマで本学の重点研究への発展が期待される萌芽的研究，特別研究部門はすでに外部資金等を獲得している研究のうち本学が重要な研究と位置付けて学内外に向けて情報発信することとした研究です。また，プロジェクトセンターは，学部を超えた特徴的な教育研究プロジェクトに参加する研究グループをセンターとして位置付け見える化したもので，研究情報を学内外へ発信し研究活動の一層の活性化と推進を目指しております。　さらに本学の優れた研究実績を顕彰する「研究表彰」，若手教員の優れた研究成果を顕彰する「若手教員顕彰」を受賞した研究についても紹介しております。　本紙では紹介ページに「社会実装への展望」の項目を可能な範囲で新たに設け，研究またその成果が，具体的にどのように社会還元されていくのかをより見えやすくいたしました。　今後も，多くのみなさまに大学の研究をより身近なものと感じていただくとともに，共同研究や産学連携のきっかけとなる情報提供のツールとしてもご活用いただけますと幸いです。平成２９年３月島根大学理事（企画・学術研究担当）/副学長秋　重　幸　邦はじめに