附属病院で神話コース料理を提供しました

公開日 2015年10月28日

 島根大学は, 物語(神話)の展開とコース料理の調和をコンセプトとしたロゴ「出雲food(フード)神話」を商標登録(7月31日)しました。そして, この商標を活用した事業として, 神在月の去る10月20日~22日の3日間, 本学医学部附属病院で「出雲food(フード)神話」特別メニューを提供しました。
 この企画は, 本学研究機構産学連携センター地域医学共同研究部門の中村守彦教授が立案し, 附属病院栄養治療室(平井順子室長)が中心となり, フレンチレストラン「ランコントレ」(出雲市)の山口雄三シェフの指導のもと 委託業者である日清医療食品(株)の調理師が調理を担当して実現しました。入院患者さんの中で希望者(3日間で述べ47名)に, 夕食として提供されました。献立はカロリーなど制限が多々ある中で, 神話の展開に沿って考案され, 島根大学が開発した「おろち大根」も前菜として取り入れられました。患者さんには神話の内容とそれに対応したメニューのロゴ入り小冊子が手渡されました。「どのような料理が出てくるのか, わくわくした」, 「勾玉や剣からパワーをもらった」など患者さんの感想も好評であったことから, 今後も, 病院内でこの特別食事業を継続する予定です。
 一方, 地域の活性化, 観光の新たな資源となるように地元の食産業や自治体と連携した事業を計画中です。「出雲food(フード)神話」のコンセプトにあったコース料理を四季折々の地元の食材を使用して, フランス料理だけでなく日本料理, 中華料理なども視野にいれ展開の可能性を広げる計画です。
 尚、本取り組みについては、出雲産業フェア2015(出雲ドーム:10月31日、11月1日開催)において展示説明する予定です。

 

下記にお問い合わせください。

島根大学研究機構産学連携センター

地域医学共同研究部門

TEL;0853-20-2912 E-mail;cmrc@med.shimane-u.ac.jp

担当;中村

 

 

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1日目

『スサノヲのヤマタノオロチ退治』

2日目

『オオクニヌシと因幡の白兎』

       3日目

     『国引き神話』

  前菜:キッシュ

     えびゼリー季節野菜添え

 魚料理:ムースパイ包み

 スープ:小松菜のスープ

 肉料理 :国引きローストポーク

 デザート:モンブラン

 

 

 

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 患者さんに配布したロゴ「出雲food(フード)神話」入りの小冊子(2日目)

英語の food が漢字の風を表す