社会文化入門セミナー

社会文化入門セミナー

<内容>
 大学での専門的な学習を進めるために必要な基礎力を身につけることを目的とします。
 まず、社会文化学科での学問分野の紹介を通じて、社会と文化について学問的に考えるとはどのようなことなのかを学びます。次に、文献検索、レジュメ作成、プレゼンテーションといった技能について学びます。さらに、島根大学の位置する松江市を対象として、フィールドワーク・グループワークを通じ、協働で作業を進めるために必要なコミュニケーション能力を身につけることを目指します。

<体験から学んでほしいこと>
 松江市内でのフィールドワークを通じて、地域の社会や文化の特徴について興味・関心を持ってもらいたいと思っています。さらに、フィールドワークやグループワークを通じて、問題を発見し、問題を解決する能力を身につけることを期待しています。

<この授業の特徴>
 法文学部社会文化学科の1年生は,必ず履修することになっています。グループワークを通じて,フィールドワークの成果を共有し,意見交換しながら,プレゼンテーションでの発表をまとめていきます。グループワークを通じて,コミュニケーション力,調査スキル,プレゼンテーション力を身に付けます。プレゼンテーションでは,積極的に質疑応答に参加することが求められます。

<知識と結びつけるためには>
 社会や文化を理解するためには,授業だけでは,充分ではありません。この授業で得た経験を,1年生後期に各コースに分かれた後も,自分の専門分野においてさらに深めていくことを期待しています。