社会教育施設での体験，各種団体での体験

＜内容＞
　島根県，鳥取県内の社会教育施設やＮＰＯ法人などの各種団体等が主催する体験イベントやキャンプ活動にボランティアスタッフとして参加したり，スポーツ団体や音楽団体の指導を補助したりします。時には，施設や団体の方の指導のもと，学生が活動を企画・運営することもあります。

＜体験から学んでほしいこと＞　
　施設や団体の方，地域の方，参加した子どもや保護者等との触れ合いを通して，社会の一員としての自覚を育み，社会参加の意欲を高めてほしいと思います。また，コミュニケーション能力を高め，リーダーシップを取ったり，仲間と協力したりする態度を養ってほしいと思います。

＜この授業の特徴＞
　地域社会や社会教育の現場に出向くことで，子どもの学校外での様子に目を向けたり，家庭の様子や親子の関わりについて理解を深めたりすることができます。また，学校外で子ども達の健全育成に携わる人々や，地域の活性化のために尽力する人々の思いに触れることで，「地域の中にある学校」を感じ，地域に目を向けることのできる教師へと育つことができます。

　＜知識と結びつけるためには＞
子どもの心理や発達段階，社会教育の意義等，大学の講義で得た知識を体験の中で確認してほしいと思います。実感を伴った知識を蓄積していくことで，一歩ずつ着実に教師への道へとつなげていくことを期待しています。