出雲産業フェア2014に出展しました

公開日 2014年11月27日

 平成26年11月1日(土)~2日(日)の両日,出雲ドームにて「出雲産業フェア2014」が開催されました。
 この産業フェアは,出雲産業フェア実行委員会,NPO法人21世紀出雲産業支援センター主催,出雲市の共催で,「世界に羽ばたけ!出雲のものづくり!夢づくり!」をテーマに,出雲市の企業・団体の製品や技術,研究内容を一堂に集め,広く情報発信するとともに,企業力(製品力・技術力)の向上とマッチングや商談によるビジネスチャンスの拡大を図ることを目的に開催されました。
 本学からは,医学部産学連携センター地域医学共同研究部門のほか,島根大学研究機構戦略的研究推進センターからナノテクプロジェクトセンター,農林水産業の六次産業化プロジェクトセンター,医・生物ラマンプロジェクトセンター,たたらナノテクプロジェクトセンターの4件が出展しました。地域企業や参加者らと交流を深め島根大学の存在をこれまでになくアピールすることができました。

開会挨拶
並河 徹 実行委員長(島根大学医学部・教授)の開会挨拶
左から2番目 出雲産業支援センター技術顧問                  
藤田 恭久(総合理工学研究科・教授)                            

 

■産学連携センター地域医学共同研究部門(出雲キャンパス)
島根大学医学部で実施した共同研究の成果を一般市民の方々に紹介しました。来場 者の投票により,今年の最優秀出展ブースを決定する「No.1ブース選挙」では,当部門が優秀賞(学校・行政・公的機関部門)を受賞しました。

バラ「さ姫」 ブース全景
バラ「さ姫」の展示に訪れた長岡市長 地域医学共同研究部門のブース全景

       産学連携センター地域医学共同研究部門HPはこちら。
   http://www.med.shimane-u.ac.jp/CMRC/sangyoufea2014.html

 

■島根大学ナノテクプロジェクトセンター
センターの紹介の他に,地域の最も重要な産業の一つである「ものづくり」に関する研究として,李 樹庭准教授による「機械要素の設計・強度解析技術」,西郡 至誠 准教授による「比熱・熱伝導率測定の新手法」,学生のPBLを通した地域企業との共同研究の成果などを発表しました。地域企業のLEDを用いた工作には多くの子供達が集まりました。

ナノテク ナノテク2

 

■島根大学農林水産業の六次産業化プロジェクトセンター
農林水産業の六次産業化プロジェクトセンターでは,出雲おろち大根のドレッシング‘みぞれソース’,えごまオイルなどのえごま商品,西条柿を使った悪酔い防止ドリンクの‘晩夕飲力’,大粒系ブドウ‘伊豆錦’の干果などを2ブースで出展,試食,試飲を行いました。アズキのポスター説明なども行いました。多くの方が足を止めてアンケートに答えてくださったり,熱心に説明を聞いてくださり,島根大学の六次産業化への取り組みを理解して頂いたのではないかと思います。11月12日から14日に東京ビッグサイトで開催のアグリビジネス創出フェアでの出展,展示に向け,新たなアイディアも創出することができ,有意義な2日間でした。

六次産業 六次産業2

 

■島根大学医・生物ラマンプロジェクトセンター
医・生物ラマンプロジェクトセンターでは,ラマン分光法の医学,生物学への取り組みを紹介しました。展示会初日には,子ども向けのウルトラクイズイベントにも出題し,多くの子供たちに,ラマン分光法について興味を持っていただきました。

ラマン1 ラマン2
ウルトラクイズの説明の様子 会場を訪れた子供に対する説明の様子

 

■島根大学たたらナノテクプロジェクトセンター
密度が変化すると性質が変化する砂や大きさの違う粒を混ぜ合わせたものを回転すると分離する様子を体験したり,鋼材料をはじめとした金属材料の強度や靱性,破壊や強さについて研究していることなどの説明に多くの人々が集まりました。

ナノテク1 ナノテク3