隠岐島前3町村と包括的連携に関する協定を締結

公開日 2014年05月22日

 平成26年5月15日(木)海士町のホテルにおいて、小林祥泰学長、山内道雄海士町長、升谷健西ノ島町長、福山孝行知夫村長のほか関係者が出席して、本学と隠岐島前3町村との包括的連携に関する協定の締結式を行いました。

 本学と隠岐島前3町村は、これまでにおいても医学部の地域枠推薦入試、教育学部の「1000時間体験学修」、隠岐世界ジオパーク認定等について連携・協力を進めてきたところですが、この度の包括的連携に関する協定の締結は、現在、隠岐島前3町村が取り組んでいる離島地域の高校の魅力化・活性化プロジェクト等について、本学と組織相互の連携・協力を行うことにより、一層の魅力化の推進、グローカル人材の育成への寄与、また、将来に向けた地域社会の発展のため、より緊密な連携・協力を推進していくものです。

 

 締結式で小林学長からは、「本学は現在、地(知)の拠点大学として地域の活性化に向けた貢献事業を進めており、隠岐島前3町村が取り組む魅力化プロジェクトの成果は本学も目指すところであり、この取り組みを参考に地域に貢献する人材の育成に努めたい。」と挨拶があり、山内海士町長からは、「島づくりのためには教育のブランド化が必要であり、これまで魅力化プロジェクトに取り組んできたが、グローカルな人材育成のためにもこの連携協定に期待したい。」と挨拶がありました。

 この協定の締結により、本学と隠岐島前3町村との組織的な連携・協力がさらに増し、地域社会の発展に寄与できることを期待します。

 隠岐島前3町村との協定締結により、島根大学の包括的連携協定機関は、自治体13機関、警察1機関、国1機関、公設試験研究機関1機関、企業3機関、財団法人1機関、NPO1機関、経済団体1機関の計22機関となりました。

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