山陰合同銀行と「大学発ベンチャー等支援に関する協力協定書」を締結

公開日 2014年12月25日

 平成26年12月19日(金)島根大学において、小林祥泰学長、久保田一朗取締役頭取のほか関係者が出席して、本学と山陰合同銀行との「大学発ベンチャー等支援に関する協力協定書」の締結式を行いました。

 今回の協力協定書の締結は、山陰合同銀行による大学発のベンチャービジネスをサポートする『産学連携ファンド「しまね大学発・産学連携ファンド」』の設立によるもので、同ファンドにより本学が保有する特許等の知的財産及び研究成果等の大学シーズを活用した事業化への取組みに対して、資金面、経営面でのサポートを受けることを可能とするものです。

 締結式で久保田取締役頭取からは、「現在の山陰の経済は事業所数の減少により雇用の場が失われ、また、都会への人口の集中化等の現象により大変憂慮すべき状況にある。来年1月に設立する「しまね大学発・産学連携ファンド」を島根大学が保有する特許等の知的財産、研究成果を地元の新事業のために役立てていただき、地方発のイノベーションを創出したい。」と挨拶があり、続いて小林学長からは、「山陰合同銀行により設立いただくファンドによる支援は、本学の研究者にとっては大きな励みになり、研究の推進が大いに期待できる。また、この協力協定により、大学発ベンチャー等の促進を図り地域経済の活性化に貢献したい。」と挨拶がありました。

 この協力協定書の締結により、本学と山陰合同銀行との協力関係を一層深め、地域での新たな事業の創出、地域経済の発展に寄与できることを期待します。

 山陰合同銀行との今回の協力協定書の締結により、島根大学の連携協定機関は、自治体13機関、警察1機関、国1機関、公設試験研究機関1機関、企業4機関、財団法人1機関、NPO1機関、経済団体1機関、社会福祉法人1機関の計24機関となりました。

       ごうぎん締結式