浜田市と包括的連携に関する協定を締結

公開日 2015年02月17日

 平成27年2月5日(木)浜田市役所において、小林祥泰学長、久保田章市浜田市長のほか関係者が出席して、本学と浜田市との包括的連携に関する協定の締結式を行いました。

 本学と浜田市は、これまでにおいても平成22年10月に生物資源科学部と連携協定の締結を行い、人材育成、農林水産業の振興及び地域資源の活用等の分野で連携を進め、農林水産業、食品加工業の従事者を対象にした「人材育成講座」を協働し企画・開催してきたところですが、この度の包括的連携に関する協定は、水産業を中心とした産業振興に関する連携等、将来に向けた地域社会の発展のため、本学と同市がより緊密な連携・協力を推進していくものです。

 締結式で小林学長からは、「浜田市は島根県における水産業の中心拠点であり、これからは獲る漁業から水産資源に付加価値を付ける六次産業化の推進を行う必要がある。本学のプロジェクトセンター等が取り組む基礎研究を活用した連携により、水産業を中心とした産業振興の発展に期待する。」と挨拶があり、久保田市長からは、「現在、地方創生に取り組む中で、地域活性化のためには大学の持つ知的財産の活用は不可欠なものであり、今回の協定により広い分野での連携が可能となり今後の浜田市の発展の原動力となる。」と挨拶がありました。

 この協定の締結により、本学と浜田市との組織的な連携・協力がさらに増し、地域社会の発展に寄与できることを期待します。

 浜田市との協定締結により、島根大学の連携協定機関は、自治体14機関、警察1機関、国1機関、公設試験研究機関1機関、企業4機関、財団法人1機関、NPO1機関、経済団体1機関、社会福祉法人1機関の計25機関となりました。

 

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