島根大学発ベンチャー「株式会社なかうみ海藻のめぐみ」の設立記者会見が行われました

公開日 2016年04月22日

 本学が、平成28年3月31日付で「島根大学発ベンチャー」の称号を授与した「株式会社なかうみ海藻のめぐみ」の設立記者会見が、中村境港市長、服部学長及び同社への研究シーズの提供者である生物資源科学部 松本真悟教授、山陰合同銀行並びに(株)地域経済活性化支援機構(REVIC)の関係者出席のもと、境港市役所において行われました。

 同社は、中海の環境修復のため刈取られた海藻類を肥料化し、農地還元する事業を展開しており、製品開発に本学松本教授の研究成果が活用されているところです。

 また、平成27年1月1日付で設立された「しまね大学発・産学連携ファンド」からの投資も実施されており、平成28年1月設立の島根大学発ベンチャー「PuREC株式会社」に続く2件目の投資案件となりました。会見の席上、服部学長から「本学の研究シーズが地元のニーズとマッチし、ファンドからの資金的サポートも受けた産官学連携のモデルケースであり、今後も島根大学の研究シーズを活用した地域貢献を図りたい。」との挨拶がありました。

 中海の環境修復に資するとともに、地域で発生した資源を、本学との共同研究により有効活用を図る本事業の今後の展開が注目されます。

なかうみ記者会見の様子1 なかうみ記者会見の様子2