薬理学実習シミュレータ『Pharmaco-PICOS』の製品販売について報道発表しました

公開日 2018年07月05日

 このたび医学部と地元企業の()イーグリッドとの共同研究によりソフト開発した,薬理学実習シミュレータ『Pharmaco-PICOS』を同社が販売する運びとなり,報道発表しました。
 動物愛護の観点から,国際的に動物を使用した実験が厳しく制限されています。特に欧米では,医学生などの薬理学実習等に,動物の殺傷を伴う実験が事実上行えないような状況も起きています。これらの状況を鑑み,iPadを用いた薬理学実習シミュレータを開発しました。
 本シミュレータを用いることにより,実習に用いる動物を大幅に削減することが可能になることから,動物愛護・費用対効果の面からも有用と考えられます。
 本製品については,商標登録を共同出願中です。
 また,この取り組みは,出雲市の「医工連携支援事業」と協働して進めています。

 
【知的財産権】
   (商標)「Pharmaco-PICOS
   国内出願:商願 2018-42014
   
出願日: 平成30年4月3日


写真左から、薬理学講座 和田孝一郎 教授
地域未来協創本部 中村守彦 教授
並河徹 医学部長
()イーグリッド 小村淳浩 代表取締役
出雲市商工振興課 柳楽 伸一郎課長


開発したソフト「Pharmaco-PICOS


 ※地域未来協創本部地域医学共同研究部門のHPもご覧ください。

【本件のお問い合わせ先】
地域未来協創本部(旧研究・学術情報機構 産学連携センター)
地域医学共同研究部門 TEL0853-20-2912