鳥取県教育委員会と「未来の教師」育成プロジェクトの覚書を締結しました

公開日 2019年04月23日

 島根大学教育学部と鳥取県教育委員会は,4月19日(金),鳥取県庁において「未来の教師」育成プロジェクトの覚書を締結しました。

 このプロジェクトは,山陰教師教育コンソーシアムの事業として行うもので,山陰両県では教員志望者が減少して教員不足となっており,教員の資質を確保するためにも教員志望者を増やすことが喫緊の課題となっていることから,教職志向の高い学生の育成を目指す取組を両者で協働して行うというものです。

 まずは県立高校の校長会や拠点校(鳥取東高校,倉吉東高校,米子西高校)に出向いて,地元で教員になる意義や教育学部の教育内容を説明するなど,高等学校現場や生徒・保護者への啓発活動に取り組むことになりました。また,小中学校のキャリア教育の視点から,大学教員や学生を小中学校に派遣し,進路意識の涵養を支援するなどの活動を行うことも計画されています。

 覚書の締結式では,加藤教育学部長は「時間はかかるかもしれないが,地元で教員になる学生を増やすための種をまく取組として,成果が出るよう頑張りたい」と述べました。 

 


覚書を取り交わした加藤教育学部長(左)と山本教育長(右)

 


 

 

 

 

 

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