先進医療における同意書取得に関する不適切事案についてのお詫び

2019年5月10日

先進医療における同意書取得に関する不適切事案についてのお詫び

 

平成31年2月14日開催の第82回先進医療技術審査部会において,本院で実施した先進医療Bに係る同意書取得手順及び個人情報の取扱いに関する不適切事案が報告され,新聞等で報道されたところです。
その後,厚生労働省医政局研究開発振興課からの指摘を踏まえ,本院で平成30年度に実施した先進医療A及びBの全例調査を実施したところ,あらたに先進医療Aについても同意取得等における不適切事案が4例認められ,令和元年5月9日開催の第73回先進医療会議において,本院の調査報告書が提示されました。
本院は,このような事態を招く結果となりましたことを深く反省し,社会的な信頼を大きく損ねたことを厳粛に受け止め,ここに謹んでお詫び申し上げます。
また,同意書未取得のまま,先進医療Aを実施した4例につきましては,患者さん・御家族方々への説明・謝罪を行うとともに,全例自由診療の扱いとして保険請求を取り下げ,保険外併用療養費を全額病院負担とすることとし,先進医療の患者負担額についても患者さん・御家族の方々に対し返金することといたしました。

 

 本院は,このような不適切事案を重く受け止め,次の再発防止策を講じております。
(1) 本院で認められている12種類の先進医療における新たな治療の停止
(2) 先進医療不適切事案の対応に関する研修会の開催
(3) 先進医療管理センターの新設
(4) スタートアップミーティング実施の必須化
(5) 臨床研究として行う先進医療に関する適正化委員会の設置
(6) 医学系研究の質の向上への取り組み
(7) インフォームド・コンセントに関する改善
(8) 先進医療の保険請求等に係る研修会の開催

 

 以上の再発防止策を踏まえ反省の上,病院組織として適正な先進医療を実施し,患者さん並びに地域の皆様に安全・安心な医療を提供できるよう努力する所存です。

 

   令和元年5月10日


                       島根大学医学部附属病院長
                                井川 幹夫

 

 

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