第9回大学図書館学生協働交流シンポジウムを開催しました

公開日 2019年09月13日

　2019年9月5日（木）、9月6日（金）に、島根大学教養講義室棟1号館を主会場として、第9回大学図書館学生協働交流シンポジウムを開催しました。このシンポジウムは、大学図書館で様々な活動を行っている学生やそれをサポートする教職員が全国から集まり、他団体と交流を行うことを目的として毎年開催しています。第9回目となる今回は、24大学28団体より、116名が参加しました。運営に当たっては、島根大学と島根県立大学が業務を主管しました。
　今年は、「ワクワクする図書館をつくろう―”やりたい”を形に―」をテーマとして、1日目のポスターセッションやワールドカフェで得た着想を、2日目のワークショップで実行可能な計画まで練り上げる方法で行いました。
　1日目の開会式では服部学長が参加者へ向けて挨拶し、続いて各団体の活動報告をポスターセッション形式で行いました。次のワールドカフェでは、参加者それぞれにとっての「ワクワクする図書館」を探求し、それを実現するためのアイディアを創出しました。ワールドカフェ終了後、希望者は島根大学附属図書館を自由に見学しました。1日目最後のプログラムは学生食堂で行われた交流会であり、終始和やかな雰囲気で参加者同士の交流が行われました。
　2日目は、1日目で創出したアイディアを企画に落とし込むワークショップを行いました。閉会式では梅光学院大学の吉光紀行先生より全体を通しての講評をいただきました。その後、希望者は島根県立大学・島根県立大学短期大学部松江キャンパス図書館と、同大学内の「おはなしレストランライブラリー」を見学しました。見学した2つの図書館のうち、松江キャンパス図書館は2019年春に新築し、オープンしたものであり、参加者は熱心に見学していました。