令和元年９月２９日（日），島根県立武道館において，日本赤十字社島根県支部主催による第１０回赤十字救急法競技大会が開催されました。

この大会は，県民が日常生活における安全意識を高めるとともに，事故や災害時にお互いが助け合いながら活動するための知識と技術の普及・向上を目指すことを目的として開催されています。大会では，心肺蘇生の部と三角巾包帯法の部の２種目の競技を行います。

　島根大学からは毎回新たな顔ぶれのチーム編成で参加しており，今回は，昨年台風により中止になったためリベンジを誓った総合理工学部の教員と事務職員で編成したチームと，学生赤十字奉仕団「ぷらす」チームが参加しました。
　競技では，忙しい業務の合間を縫い練習した成果を発揮し，心肺蘇生の部及び三角巾包帯法の部において，制限時間をいっぱいに利用し，正確で丁寧な手当を行った結果，総合理工学部教職員チームが４年ぶりにダブル優勝となりました。

島根大学松江キャンパスでは，学生を含め約６千人が諸活動を行っており，いざという時のために年２回，職員を対象にＡＥＤ（自動体外式除細動器）を使用した救急法講習会を実施しています。今後も万一に備えて，講習会の開催，競技会への参加等，技能の習得・向上に努めます。


（参考）