服部学長が島根大学広島同窓会主催のイベントに出席しました

公開日 2019年10月23日

 服部泰直学長が,令和元年831日に広島市中区のホテルで開催された島根大学広島同窓会(野澤勝広会長 農学部農業工学科昭和48年卒)主催の『文化講演会・納涼会』に出席しました。この催しは,同会が夏の恒例行事として行っているもので,文化講演会は5回目,納涼会は4回目の開催となるものです。暑い中,服部学長をはじめとする4人の来賓及び42名の同窓生が出席しました。 
 文化講演会では,児童文学作家で「ズッコケ三人組」シリーズでお馴染みの那須正幹(なすまさもと)氏が山口県防府市から講師として参加され,「『ズッコケ三人組』が語る島根農科大学の思い出」と題してお話がありました。
 本学の卒業生でもある那須氏(島根農科大学林学科昭和40年卒)は,まず,3歳の頃の被爆体験について,自身の記憶やご家族の体験談などをもとに話されました。そして,自由奔放な小・中・高校時代の生活や,松江での大学時代の思い出,「ズッコケ三人組」シリーズ執筆の「秘話」など作品にまつわるエピソードなどをユーモアたっぷりにお話されました。
 そして,3歳のとき被爆したことが自身の人生に影響を与え,原爆で亡くなった方々のためにも,今後も原爆のことや平和のことについて引き続き書き続けていきたいと決意を述べられ,最後に島根大学がさらに発展することを期待していると結ばれました。
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           那須正幹氏の講演の様子

 続いて開催された納涼会では,まず,来賓を代表して服部学長が挨拶し,大学の近況説明や,島根大学支援基金への協力を要請しました。
 恒例のオープニングの歌として,秋元明美氏(教育学部特別音楽課程昭和54年卒)により,NHK連続テレビ小説『だんだん』の劇中歌としてヒロイン役の三倉茉菜・佳奈さんが歌った「いのちの歌」(Miyabi(竹内まりや)作詞,村松崇継作曲)が披露されました。心のこもった歌に出席者からは大きな拍手が送られました。
 その後,今回の出席者最年長の前重道雅氏(島根農科大学昭和32年卒)の乾杯により歓談に移り,久し振りに会った同窓生や初対面の他学部同窓生との交流を深めました。また,今回初めて出席した同窓生4人のフレッシュな挨拶と自己紹介が行われ,歓談の後は,参加者全員が輪になり「青春の歌」及び「宍道湖周遊歌」を合唱し,会場の雰囲気は最高潮に達しました。
 来年の総会での再会を誓い合いながら,中締めとして副会長の平野邦雄氏(文理学部理学科昭和42年卒)が一本締めで締めくくった後,散会しました。

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             服部学長の挨拶
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       「青春のうた」・「宍道湖周遊歌」の合唱
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               集合写真

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