11月13日（水）に2019年度のルンド大学研修、カンボジア研修に参加した学生による報告会を開催し、人間科学部の学生・教職員27名が参加しました。

　ルンド大学研修に参加した学生からは、最初は英語でのディスカッションもうまくいかなかったけれど、毎日英語でのディスカッションを行うことで英語力が相当鍛えられたことや、スウェーデンの医療機関やスポーツ施設の見学等で学んだことについて報告がありました。また、マルメ城の観光や食事などについても写真を交えながら説明がありました。

　カンボジア研修に参加した学生からは、現地の児童養護施設を訪問するにあたり、始めは親とともに暮らせないことで心を閉ざしている子が多く、コミュニケーションを取るのが難しいのではないかと思っていたけれど、みんなが兄弟のように仲良く、明るい子ども達と交流をすることで印象が変わり、児童養護施設の重要性を再確認したと報告がありました。また、世界遺産のアンコールワット遺跡の観光や、ナイトマーケットでの買い物、食事などについてもそれぞれの感想を交えながら説明がありました。

　ルンド大学研修、カンボジア研修とも、研修で多くのことを学び、大変充実した研修であったことが学生の報告からうかがえました。

　報告の後には、それぞれの研修を担当する教員から、海外研修をすることの意義や来年度の研修予定などについて説明がありました。

　また、海外ビジネス武者修行プログラムに参加した学生から、プログラム内容についての説明もありました。

　さらに、「海外留学のすすめ」として、海外留学経験のある福祉社会コースの佐藤桃子先生から、留学した時の経験談を交えながら海外留学支援制度について説明がありました。

　海外研修・留学経験者から直接体験談を聞くことができる良い機会となり、参加した学生は興味深く話を聞いていました。