教育学部4年 岡田俊哉さん・正村和也さん 材料技術研究討論会2019にてゴールドポスター賞を受賞

公開日 2020年02月06日

 本学教育学部自然科学教育専攻4年の岡田俊哉さん、正村和也さんの2名(化学研究室在籍)が令和元年12月に開催された材料技術研究協会討論会2019において、それぞれ「ナノ電解法を用いた有機ナノ単結晶の開発と物性」、及び「バクテリオロドプシンのインクジェットパターニングと視覚情報処理デバイス」の題目で学会発表(ポスター発表)を行いました。

 それらの発表について、審査委員会での選抜の結果、2件の発表に優秀なポスター発表に贈られる「ゴールドポスター賞」が授与されました。

 岡田さんの研究は未来のスマートフォンやコンピュータなどに使われる電子部品の新しい製造技術として、正村さんの研究は未来の自動運転車の「眼」に相当するセンサー技術として応用が期待されています。

 本学教育学部自然環境教育専攻では、教育現場と密接に連携した理科教員の養成に加えて、山陰の自然を題材にした研究や国立研究機関等と連携した先端科学研究を展開しており、これらを通した「科学的なものの見方や考え方」の養成に取り組んでいます。

 今回の研究は先端科学研究の一環として国立研究開発法人情報通信研究機構未来ICT研究所と連携して行われたものです。

 

 理系学部大学院生も交えた学会発表の中で教育学部4年生のダブル受賞は大変意義深く、島根大学教育学部の研究教育水準の高さをアピールすることができました。