第6回 中国語・中国文化講演会をオンラインで開催しました

公開日 2020年08月24日

7月31日(金)午後2時55分から、外国語教育センター主催による「第6回 島根大学中国語・中国文化講演会」を開催しました。
主な対象は、中国語を履修している1年生と中国語実用化プログラムの履修登録者で、オンラインによる開催となりましたが、これまでの講演会の中で最も多い、125名の参加者がありました。

今回の講演会は、普段、中国語の授業を行っている先生方が講師となり、授業とは一味違う内容で、中国語や中国文化について少し掘り下げてみようという主旨の講演会でした。


講演会は、まず、王先生の「中国のお茶」の話から始まり、中国茶の様々な種類やそれが栽培されている地域、そして茶具の話題に及び、文化として中国のお茶を捉えてみようという提言がありました。

【王先生のご友人が撮影された中国のお茶の写真】

中国のお茶 写真  中国の茶畑 写真

続いて、孫先生は、中国文化の底流に流れる「道」「儒」「佛」の三教思想を分かり易く説明するという難題に挑戦し、最後は、自ら作詩をし、困難な状況を吹き飛ばそうという力強いメッセージがありました。
最後は、岡村先生の登場で、まず中国語の基盤となる漢字の歴史とその種類の解説があり、後半部は、多くの資料を基に中国文化総覧とも言える形で、数々の中国文化の紹介がありました。

予定時間を大きく超えての講演会となりましたが、次々と展開される話に参加者がくぎ付けとなって終了しました。
いよいよ前期の学習を終え、後期にも引き続き中国語を学んで行くことになりますが、中国語と中国文化の奥行きの深さを知った上で、さらに学びが深まっていくことが期待されます。