自然科学研究科機械・電気電子工学コースの三宅大樹さんが電子情報通信学会光ファイバ応用技術研究会で学生奨励賞を受賞しました

公開日 2021年02月25日

 自然科学研究科機械・電気電子工学コースの三宅大樹さん(伊藤文彦研究室)が、令和2年11月にオンラインで開催された電子情報通信学会光ファイバ応用技術研究会において、「べき乗間隔パルス列を用いたブリルアン光相関領域解析法によるくぼみのないスペクトル」についての研究発表を行い、その発表に対して学生奨励賞が授与されました。

 三宅さんの研究は、光ファイバの中で生じるブリルアン散乱を観測することにより、光ファイバに加わるひずみを遠隔で計測する技術に関するもので、べき乗間隔に配置されたパルス列を使う新たな信号方式を提案し、実験により、5cmの分解能で約100mの光ファイバの歪みを分布的に測定できることを示しました。

 光ファイバ応用技術研究会は1年に6回開催され、光ファイバ応用技術の研究開発に取り組む主要な企業、大学が全国から参加します。三宅さんの発表は、年間を通しての学生の発表の中で最も高い評価を受けました。

参考URL:https://www.ieice.org/cs/oft/jpn/kanren.html

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