10月29日に、国土交通省中国地方整備局との意見交換会を本学において開催しました。

本学と国土交通省中国地方整備局は、平成１８年３月２７日に「包括的連携・協力に関する協定」を締結し、中国地方整備局が推進する国の各種施策についての調査研究等委託業務の推進、本学教員への委員会委員等の委嘱、研修会の講師など、連携・協力を進めています。

この意見交換会は、協定書締結後、定期的に開催しており、中国地方整備局からは局長ほか関係者、本学からは、学長、担当理事ほか関係者が出席し、双方の事業紹介、過去の連携状況及び今後の計画、研究ニーズ・シーズ等、本学と中国地方整備局が、更に連携・協力を進める目的で意見交換を行なっているものです。

今回は、国土交通省中国地方整備局から、事業紹介として、自然災害の激甚化を踏まえた、防災・減災、国土強靭化事業について説明があり、また、社会インフラ整備を担う建設業等の人材確保、建設業の生産性向上のためのＤＸ等について意見交換を行いました。

本学からは、包括協定に基づく研究成果として、エスチュアリー研究センター長、斎藤教授から、宍道湖における水草繁茂の抑制手法に関する研究発表があり、研究シーズとして、自然災害軽減教育研究センター長、酒井教授から地すべり等の研究紹介が行われました。

最後に、地域貢献に注力する島根大学として、地域課題に紐づいた国土交通省の受託研究をはじめ、国土交通省との連携を強化していきたいとの理事からのコメントがあり、連携の重要性を再確認し、意見交換会を閉会しました。

今後も本学の研究等において、より連携を深めていきます。

藤田理事（学長代理）のあいさつ 多田局長のあいさつ

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