2022年8月29日から31日まで、島根大学松江キャンパス大学ホール、教養講義室棟2号館と大学会館において「JANPER&細胞骨格研究会　合同大会2022」が開催されました。新型コロナ感染症対策を講じて対面形式での研究集会でした。
　本大会は、日本における植物エンドメンブレン研究および植物細胞骨格研究の情報交換、共同研究推進、当該研究分野の発展をそれぞれ目指すエンドメンブレンネットワーク（JANPER）と植物細胞骨格研究会の合同研究会です。植物細胞における生体分子の挙動をバイオイメージングでリアルに捉え、植物の成長、分化、環境応答の分子機構を解明する研究者が一堂に集いました。植物分子細胞生物学の分野で国際的に高い評価をうけた研究成果を発信してきた研究者が数多く参加され、原則的に学術論文に未掲載の知見をシンポジウムとポスターの口頭発表の形式で活発な議論が展開されました。島根大学の学部生、大学院生からも5件の発表がありました。JANPERと細胞骨格研究会間の研究者交流も良好で、研究の情報交換、共同研究推進が活発に行われ、盛会でした。

（世話人　島根大学 生物資源科学部生命科学科 准教授　西村浩二）

　　
プログラム表紙　　　　　　　　　　　　　　大学ホールでの口頭発表

　　　　　　　　　 
新型コロナウイルス感染症対策　　　　　　　教養講義室棟でのポスター発表