公開日 2022年09月15日
8月8日から10日まで開催された島根大学オープンキャンパス(松江キャンパス)では、各学部の紹介などが行われましたが、そのほかにも、学生が主体となって企画・運営した“学生企画”も実施しました。私はその企画メンバーのうちの1人でしたので、準備までの様子や当日の活動を紹介したいと思います。
学生企画の立案が始まったのは、5月中旬でした。私も含めて、3回生2人、2回生3人、1回生2人の7人で始動しました。メンバーの半数が企画立案に関しては未経験であったりして、最初こそ作業は難航していましたが、徐々に互いに打ち解け、企画立案も着実に進んでいきました。
途中、コロナ対策による企画の制限や、方針転換などのトラブルも何度かありましたが、3ヶ月弱かけて試行錯誤しながら企画を作り上げていきました。オープンキャンパス直前まで、使用する小道具の作成や想定されるトラブルへの対応確認などに追われながら、当日を迎えました。
当日は、高校生が勉強や大学生活について直接大学生に質問・相談できる「学生相談」や、大学生と一緒にキャンパスをめぐる「キャンパスツアー」、大学生活や島根大学に関する資料展示などの企画を用意しました。どの企画も多くの受験生が参加してくれており、「自分たちで作った企画にこんなに人が参加してくれている…」と正直驚きました。私もキャンパスツアーにはスタッフとして入っており、直接、受験生や保護者の方々とお話することができました。終わり際には「参考になりました!」、「楽しかったです!」と言ってもらえて、とても嬉しく思いました。多少トラブルもありましたが、当日スタッフの方々の力も借りてどうにか乗り越えることができました。
企画の立案から運営まで携わった3ヶ月弱。長いようで短い期間でしたが、とても濃密な時間を過ごすことができました。コロナ対策による制限などの影響で、考えていた企画の一部が出来ないなどの事態もあり、大変だった面もあります。途中で心が折れそうになったのも一度や二度では済まないです。それでも、全てやりきった後の達成感で今までの苦労が一気にかき消されました。貴重な経験だったというのはもちろんですが、何より楽しかったという気持ちが一番の感想です。今後も、同じような機会があれば積極的に参加してみようと思っています。
島根大学オープンキャンパスにお越しくださいました皆さん、ありがとうございました。
(記事…本企画に参加した学生広報サポーターにより作成、 撮影…奥村しょうた)