島根大学GSCの第2段階「研究の萌芽」が始まりました

公開日 2022年10月05日

 島根大学グローバルサイエンスキャンパス(島根大学GSC)の講義が, 10月1日と2日に松江キャンパスにおいて対面式で行われました。この企画は,高校生を対象とする理系人材育成プログラムとして,本年度からJST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)の助成を4年間受けて行われています。今回の講義は,去る9月10日と11日に行われた島根大学GSCの第1段階「研究への誘い(キックオフセミナー)」に続く,第2段階「研究の萌芽」として行われました。「研究の萌芽」では,第3段階の「研究実践の喜び」として,実際に研究室で研究活動を行うために必要な,基礎・応用科目を学びます。松江市内の高校では,ちょうど「研究の萌芽」が重なる形で中間テストが行われたのですが,それでも試験終了後に受講生が来学し講義を受けてくれ,二日間で20名近くが参加しました。当日参加できなかった受講生は,オンデマンドにより受講する予定です。
 10月1日は,丸山実子先生(地域未来協創本部)による「理系のキャリアデザイン~なりたい姿をプランニングする~」,横田正幸先生(総合理工学部)による「社会を支える光計測」,山口陽子先生(生物資源科学部)による「『生きる』しくみとその進化」,そして澤田樹一郎先生(総合理工学部)による「建築デザインの要求条件と建築構造デザイン」の4つの講義が行われました。引き続いて10月2日は,須貝杏子先生(生物資源科学部)による「島の生物地理学」,影島博之先生(総合理工学部)による「半導体と物理学」,そして亀井淳志先生(総合理工学部)による「火山国の日本と地球科学」の3つの講義が行われました。
 島根大学GSCでは,この後も10月15日と16日に,引き続き講義が行われます。また,企業見学(11/3,日立金属)の企画などを予定しています。今後とも島根大学GSCをよろしくお願いします。

 


 

 

 

 

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