【学生取材】地域人材育成コース「食品ロス×カフェプロジェクト」

公開日 2022年11月02日

 10月23日にレンタルスペース「SUETUGU」で行われた『食品ロス×カフェプロジェクト』の取材をしてきました。
 このプロジェクトは島根大学のCDPプロジェクトの1つで、MATSUE起業エコシステム推進会議のキラボシプロジェクトとのコラボ企画です。島根大学の学生が1から創り上げ、廃棄になる食材を使ったスイーツを多くの人に食べてもらい、食品ロスという環境問題に焦点を当ててもらおうというプロジェクトです。
準備している様子

 今回は由志園の農場で育てられた廃棄品のカボチャを使って「カボチャのバスクチーズケーキ」と「カボチャのプリン」の販売をしていました。レシピはお菓子作りが得意なプロジェクトメンバーが作成し、完全オリジナルだそうです。カボチャのプリンを実際に食べてみました。

真上からデザート

 カボチャの味がしっかりとしていて、繊維も感じる秋にぴったりのスイーツでとても美味しかったです。

女子学生2名

 プロジェクトの発案者である砂原亜花李さんにインタビューをしてきました。
「私は大家族で育ってきて、食品を大量に買うことが多かったんです。でも、無駄にしてしまう食材が多くて申し訳ない気持ちがありました。もともと食に興味があったので、廃棄される食事を使って売り出したいと考えました。そこで、廃棄品を提供してくれる農家さんを探したり、実際に松江市内のカフェに行って話を伺ったりしました。最初は少人数で始めたプロジェクトでしたが多くの仲間が集まり、プロジェクトを実現することができました。大学生でもこのようなプロジェクトができるということを知ってもらいたいです。」

 プロジェクトに参加した高丘桃子さんは「比較的時間に余裕がある大学生のうちに、このようなプロジェクトに参加できて貴重な体験ができました。買い出し、仕込み、会場準備、連絡と多くのことをこなさないといけないので大変でしたが、少しでも多くの人が環境問題について考えるきっかけになるといいなと思います。」

 現在、注目されているSDGsの取り組みを大学生が主体となって実現することは、今後多くの人に影響を与えると感じました。環境にも、人にも優しい素敵なプロジェクト。11月にはサツマイモを使ったスイーツを販売するそうなので、気になった方はぜひインスタをチェックしてみてください。
(学生広報サポーター取材 西尾 風音 撮影 吉田 怜夏)
  
食品ロス×カフェプロジェクトのインスタアカウント↓
https://instagram.com/foodloss_cafe?igshid=YmMyMTA2M2Y=
 

お問い合わせ

企画広報課
TEL:0852-32-6603