【11/1記者会見】手術実績通算1000件! 手術支援ロボット「ダ・ヴィンチXi」の2台体制と県内初の 肝・胆・膵分野でのロボット支援下手術がスタートしました

公開日 2022年11月09日

 島根大学医学部附属病院では、2012年11月よりロボット支援手術を開始しておりますが、このたび2022年9月30日に手術支援ロボット「ダ・ヴィンチXi」の2台目を導入し、10月から2台体制の運用をスタートしました。泌尿器科で実施した2台目のダ・ヴィンチXiの初手術は、当院で通算1,000件目のロボット支援手術となり、2つの意味で記念すべき手術となりました。

 また、当院の肝・胆・膵外科は,山陰唯一の肝胆膵外科高度技能専門医修練施設Aであり、肝胆膵領域の腹腔鏡手術にも注力しています。2010年に腹腔鏡下膵切除を開始して以来、100例以上の症例を経験してきました。肝・胆・膵分野では県内初となるロボット支援下膵体尾部切除術を、2022年9月に実施しました。今後は、膵頭十二指腸切除術・肝切除も順次導入を予定しております。
 これらにあわせ、11月1日、島根大学医学部で記者会見を行いました。

 保険適用も拡大され今後一層普及が加速することが予測されるロボット支援下手術ですが、安全に実施するため当院は万全の体制を敷き、さらに正確、安全でより多くの患者さんに優しい手術を提供できる病院を目指してまいります。



(写真左より、
 医学部附属病院ロボット支援手術推進センター長 泌尿器科 診療科長 教授 和田 耕一郎
 医学部附属病院長                            椎名 浩昭
 医学部附属病院 肝・胆・膵外科 診療科長 教授             田島 義証
 医学部附属病院 肝・胆・膵外科 副診療科長 講師            川畑 康成 )

(ダヴィンチXi(左)と操作する医師(右))


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電話:0853-20-2019