第2回北九州沖合における海洋再生エネルギー利用に関する協創ワークショップを開催しました

公開日 2022年12月05日

 世界的に逼迫しつつあるエネルギー・資源・食糧の確保や温暖化など地球規模の環境問題の解決に、海洋が重要な役割を果たしうることを踏まえ、海洋を環境と調和させながら、その資源を有効活用するための研究が世界的に進められています。海洋には洋上風力等の再生可能エネルギーが存在しますが、その利用は地域の環境や生活に少なからぬ変化をもたらします。持続可能な海洋利用と環境保全のためには、地域住民と共に地域の未来像をボトムアップで創り上げてゆくことが重要です。

  昨年度に続き今回のワークショップも、本学の地域包括ケア教育研究センターの赤井講師が中心となり、島根大学が主催し、東京大学海洋アライアンスの共催のもと、東京大学・大学院新領域創成科学研究科・海洋技術環境学専攻、一般社団法人海洋産業開拓研究会の協力を得て開催されました。東京大学、北九州市漁業協同組合副組合長理事の梶原康弘 様はじめ漁協の方々、市役所の方を迎え、北九州メイン会場とオンラインで各機関を繋いだハイブリッド方式で実施されました。東京大学大学院生と参加者とのグループディスカッションでは洋上風力のメリット・デメリットや事業者・市・研究機関に対する希望等、洋上風力発電についての活発な意見交換が行われ、大盛況のワークショップとなりました。
 今回のワークショップでの報告や意見を今後の洋上風力発電などを利活用したまちづくりに活かしていきます。

         

     
    ワークショップの様子

【お問合せ先】
 研究・地方創生部 研究推進課
 0852-32-6056