【学生取材】馬術部

公開日 2022年12月06日

 馬の競技といえば何を思い浮かべるでしょうか?メジャーなところだと競馬がイメージしやすいと思いますが、馬術競技というものもあります。今回はそんな馬術競技の部活、馬術部が参加されていたMKホースパークさん主催の大会にお邪魔させていただき、馬術部を取材してきました。

 

馬術部その1

 

 馬術競技の中でも、比較的イメージしやすいのは障害物を飛び越えていく競技ですが、他にも決められたルートを通るタイムで基準タイムにどれだけ近いか競う「ジムカーナ」、馬術のフィギュアスケートとも称される「馬場馬術」などがあるそうです。ちなみに、この他にもいくつか種類はあるそうですが、今回は割愛させていただきます。 

さて、馬術部というとあまり高校などでは馴染みのない部活かもしれません。実際、今回取材させていただいた三人のうち、二人は大学から始めたそうです。しかし、競技の様子も見させてもらったのですが、大学から始めたという二人もそうですし、他のメンバーの方もしっかりと馬と息を合わせて競技に臨んでいて、月並みな感想ですが「かっこいいな」と思いました。

 

 ただ、話を聞いているとやはり馬と息を合わせるのは大変なことのようで、馬はほんの少しの変化も敏感に感じ取ってしまうため、一日の中でもテンションが変動したり、その個体の個性によっても対応がガラリと変わってくるそうです。そのため、皆さん共通していたのが「なるべく馬に合わせる」、「こちらの緊張が伝わってしまわないように」ということを意識されているそうです。 

続けて、馬術競技の魅力について伺ったところ、二回生で部長の小寺さんは「馬や乗る人によってすごく個性が出る競技でもある。そういうところが自分が乗っている側でも、見る側でも楽しいし、何というか中毒性がある」と仰っていました。また、一回生の松崎さんは「シンプルですが、馬がとても可愛いことです。自分が馬術を始めたきっかけもそれなので」とのことでした。 

最後に、今後も馬術を続けていきたいかについても聞きました。皆さん続ける気は満々のようで、馬術ではないにしてもどういう形であれ馬には関わっていきたいそうです。それだけ魅了されているんだなぁ、と思いつつ、短い時間でしたが馬術競技を生で、間近で見させてもらって、何となく馬術競技に魅了されているメンバーの皆さんの気持ちがわかったような気がしました。

 

馬術部その2

 

 最後になりましたが、今回取材を受けてくださった馬術部の皆さん、そしてご協力いただいたMKホースパークの皆さん、ありがとうございました。

 

馬術部その3

 

【撮影者コメント】

撮影を担当した学生広報サポーター 奥村しょうたです。今回は馬術競技ということで、より配慮が必要な撮影でした。主役である馬や競技者の邪魔にならないよう、立ち回りや撮影手法などに注意しました。

間近で見る馬はとても大きく、恐怖を感じつつも、隆起する筋肉や毛並みの美しさなど、生き物としての力強さに心を奪われました。人間と馬の歴史にあるように、馬に魅了され、馬と共に生きてきた人たちの気持ちがわかりました。

馬術競技の魅力が伝わる写真を撮るのを心がけましたが、撮影してみて自分の力不足を感じました。実際の馬術は、写真の何倍もの豪壮華麗な競技です。ぜひ、皆様には実際の会場にて馬術競技の魅力を生で感じていただきたいです。

(学生広報サポーター取材 嶋駿介 撮影 奥村しょうた)

 

馬術部その4

 

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