【学生取材】 教育学部 美術教育専攻 卒業制作展を取材しました。

公開日 2023年02月17日

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 島根大学 教育学部 美術科教育専攻 卒業制作展の準備の様子を取材しました。

 

 島根大学の教育学部には、美術を主とした美術科教育専攻があります。美術科教育専攻では、中学校・高等学校の美術教師の養成を目標とし、美術の専門的な実技と理論、さらには教育現場で求められる教師としての知識や指導する力を学びます。

 

 美術科教育専攻では、4年次の最後に卒業制作展を開催します。今年度の卒業制作展では、本科4年生6人による作品が展示されます。

 制作には1年間の期間を要し、大学4年間に学んだことを形にします。学生たちは、絵画、彫刻、デザイン、美術科教育など、各々の専門分野に向き合います。

 

 今年度の卒業制作展は以下の開催です。

日付:2023年2月15日(水)〜2月20日(月)

時間:10:00〜18:00(最終日のみ16:00まで)

場所:島根県立美術館ギャラリー1.2室

※ギャラリートーク:2月19日(日)14:00

 

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 学生広報サポーターでは、卒業制作展の前夜に行われた作品搬入・展示の現場を取材しました。

 作品搬入・展示は、美術科教育専攻の学生の手によって行われます。4年生以下の学生も参加し、作品展示の手法や手際を実際に学びます。

 

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 美術科教育専攻 小谷教授によると、「新型コロナウイルスの影響で、作品展示に初めて参加する学生もいる。そのためか今年は設営に時間がかかっている。」と、展示も美術教育の一環だとお話していただきました。

 

 美術科教育専攻4年生の岡野谷菜々子さんにお話を伺いました。

「卒業制作展では、卒業研究として制作した絵画、彫刻、デザインの3つの分野の作品が展示されます。学生それぞれが1年間向き合ってきた集大成です。個人の感性に合ったものが、素敵に映るかと思いますが、専攻の全員が真剣に作ってきたものなので、自信をもって、“全部の作品を見ていただきたい”と思っています。」

 岡野谷さんの作品は、地元のまつりを題材にしたポスターアートです。文字や彩色、デザイン、展示方法などに工夫が施され、見かけた人を注目させ、まつりへと誘う作品でした。作品からは、デザインがもつ人のこころを動かす力を感じました。

 

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 開催期間内の2月19日(日)14時からは、ギャラリートークが予定されています。ギャラリートークでは作品解説があるため、作品を何倍も楽しむことができます。ご興味のある方はぜひご参加ください。

 卒業制作は、学生たちが島根大学で学んだ4年間の集大成であると共に、今後の進路に向けた出発点となる作品です。ぜひ、多くの方に会場を訪れてみて、学生たちの力作をご覧いただければと思います。

 

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(取材・撮影 学生広報サポーター 奥村 しょうた)

 

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