第80回島根大学サイエンスカフェを開催しました

公開日 2018年09月25日

 922日(土)、くにびきメッセにおいて第80回島根大学サイエンスカフェを開催しました。今回は、医学部の山口修平教授が「物忘れと認知症-認知症を予防するためにできること-」をテーマに講演を行いました。一般市民、企業の方など56名の参加者がありました。
 講演では、高齢化に伴い罹患の確立が極めて高い認知症について、その早期診断により治療効果が高い早期介入のメリットがあることやiPadを用いた認知症スクリーニング、アルツハイマー型認知症治療薬の開発状況など、最新の研究内容について紹介がありました。
 また、関心の高い認知症予防について、適度な運動や生活習慣病の予防、社会的な余暇活動等が効果的であることについて説明があり、認知症予防に効果的な生活習慣をまとめた「ぼけ予防10か条」の紹介がありました。
 最後に認知症とうつ病の区別について説明、そして認知症と診断された後の当事者の意識、介護者へのアドバイスなどの説明があり、認知症について概要から症状、診断、治療薬、予防方法と診断後の対策等まで盛りだくさんの講義となりました。日頃知ることの少ない最新の研究成果についての丁寧な説明に、参加者はメモを取りながら熱心に聞き入りました。
 講演後の質疑応答は、大きな付箋を用いて質問を書き出し、カテゴリ別に分けた上で講演者が回答する方式で行いました。アルツハイマー病の原因とされるアミロイドに関する質問や症状に関する質問が多く、今回の講演テーマに対する関心の高さが見られました。それぞれの質問に山口教授が詳細に回答し、盛況のうちに、サイエンスカフェを終了しました。
 次回の第81回サイエンスカフェは、1019()14:0015:30に本学の旧産学連携センター(松江市北陵町2)において生物資源科学部の小川貴央准教授を講師に「植物はどのように環境の変化に適応しているのか?」をテーマに開催します。
 皆さまのご参加をお待ちしております。


平成30年度サイエンスカフェ一覧
http://www.shimane-u.ac.jp/social-contributions/lifelong_study/sciencecafe/sciencecafe.html

サイエンスカフェ会場の様子
サイエンスカフェ会場の様子

講演する山口教授の様子と話に聞き入る参加者
 講演する山口教授の様子と話に聞き入る参加者

参加者から出された質問に答える山口教授
参加者から出された質問に答える山口教授

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