自然科学研究科地球科学コースの髙橋瑞季さんと大植 和さんが日本地質学会第130年学術大会において,学生優秀発表賞を受賞しました

公開日 2023年12月08日

自然科学研究科地球科学コースの髙橋瑞季さん(指導教員:遠藤俊祐准教授)と大植 和さん(指導教員:入月俊明教授)が日本地質学会第130年学術大会において,学生優秀発表賞を受賞しました。123件のエントリー発表(口頭・ポスター)の中から選ばれた,39件の優秀発表賞のうちの2件です。発表の題目と内容の概略は以下の通りです。

髙橋瑞季(M2)
発表題目:鳥取県若桜のザクロ石角閃岩とトロニエム岩:古生代スラブ融解の証拠?
内 容 :鳥取県若桜地域に分布する変成岩を対象とした研究で,数億年前に沈み込んだプレートが部分溶融した証拠をこの地域から初めて報告しました。
大植 和(M1)
発表題目:貝形虫化石群集解析に基づく島根県出雲平野東部の前期完新世の古環境変化
内 容 :出雲平野の東部から採取されたボーリングコア試料に含まれる貝形虫と呼ばれる微小動物の化石群集を詳細に分析し,高い精度で宍道湖における約9000年~7000年前の水環境の変化を復元した研究です。

 

 

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