第2回出雲文化学ツアー「出雲風土記の世界」実施しました

公開日 2014年06月16日

 「出雲文化学」の第2回課外バスツアーは6月7日行われ、本殿の遷宮が終わった出雲大社や、荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡から出土した青銅器が展示してある島根県立古代出雲歴史博物館などをめぐりました。市民パスポート会員を含む出雲文化学受講生29人が参加しました。
午前9時、本学を出発し出雲市斐川町の万九千神社へ向かいました。神在月の会合を終えられた神々が全国への旅立ちを前にお集まりになる神社として有名です。錦田剛志宮司から神社の由来などを聴き、遷宮で修理中の本殿内部を見学しました。
次は出雲大社へ向かいました。権禰宜・石村智哉さんの案内で八足門をくぐり、本殿を見ながら平成の大遷宮の概要や苦労話などをうかがいました。正月以外では一般客は入れない場所での見学に参加者は感激した面持ちでした。
午後からは島根県立古代出雲歴史博物館の見学をしました。荒神谷遺跡出土の銅剣358本や銅鐸、銅矛、また加茂岩倉遺跡出土の銅鐸39個、神原神社遺跡出土の「景初3年」の銘が入った銅鏡など“本物”の展示に、参加者は第1回課外バスツアーで巡った遺跡を思い出しながら見学していました。
「出雲文化学」第3回課外バスツアーは7月5日、「城下町・松江探訪」と題して、松江城周辺をめぐる予定です。

 

錦田剛志宮司から万九千神社の由来などを聴く様子
第2回課外ツアーの参加者出雲大社八足門前で記念撮影
古代出雲歴史博物館で展示物などの概要を聴く様子

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