自然科学研究科理工学専攻機械・電気電子工学コースのMuhammad Suhail Bin Ahmad SharifuddinさんがAsia-Pacific Optical Sensors Conference (APOS)においてBest Poster Awardを受賞しました

公開日 2024年11月29日

 自然科学研究科理工学専攻機械・電気電子工学コースのMuhammad Suhail Bin Ahmad Sharifuddinさん(伊藤・張研究室)が、令和6年9月に中国四川省成都市で開催されたAsia-Pacific Optical Sensors Conference (APOS)において、「Frequency-modulated continuous-wave 3D LiDAR employing sweeping nonlinearity compensation using a Fabry-Pérot etalon」についての研究発表を行い、その発表に対してBest Poster Awardが授与されました。
 インダストリー4.0の台頭と共に、スマートファクトリーの重要性が高まっています。このような自律した生産システムの実現の一環として、機械が工業製品(車ボディ、航空機部品等)の外観検査を実施する過程があり、そこでレーザスキャナ(LiDAR)の利用が拡大しています。また、微小な突起形状、ネジ穴や溝、ひび割れ、傷等を評価するためには、高精細で信頼性の高い検査機器が必要であり、こうした役割もLiDARが担うことが期待されています。Muhammad Suhail Bin Ahmad Sharifuddinさんの研究では、LiDARによる製品外観検査を目指し、上述場面に適用するための高精細周波数変調連続波(FMCW)型LiDARを開発しました。

研究室URL
http://www.ecs.shimane-u.ac.jp/~ito/index.html

 

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