島根大学の講義（「フィールドで学ぶ『斐伊川百科』」（以下、「斐伊川百科」）が一般書として今井書店より刊行されました。本書には、本学教員ら23名が執筆しています（法文学部・総合理工科学研究科・生物資源科学部・汽水域研究センター・ミュージアム）。詳細については、今井書店のＨＰでご覧いただけます。
　「斐伊川百科」は、斐伊川流域の豊かな自然環境、社会・文化的環境を活用し、理論学習と結合した創造的実践的能力の向上をめざし、総合的理解を深めることを教育目的としています。本書は、宍道湖・中海を含めた斐伊川流域の過去・現在・未来を考える入門書であり、現場を五感で体験するフィールド調査のおもしろさを知ることができます。

　「斐伊川百科」は、文部科学省の採択事業「島根の人と自然に学ぶフィールド学習教育プログラムの構築－島根大学から世界が見える教育の展開」（2006～08年度）の成果として2009年より開講されました。2012年度の島根大学教育実践表彰を受けています。

参考

　平成24年度島根大学優良教育実践表彰式を挙行しました

　http://www.shimane-u.ac.jp/docs/2012061100047/

問い合わせ先
　フィールドで学ぶ「斐伊川百科」編集委員会（代表：上園）　0852-32-6137