公開シンポジウム「教育と学術の明日を考える」のご案内【7/30】

公開日 2017年07月07日

 

 日本学術会議は、わが国の科学者の意見をまとめ、国内外に対して発信する日本の代表機関です。それは、第一部(人文・社会科学)、第二部(生命科学)、第三部(理学・工学)という 3 つの部からなり、合計 210 名の会員は 3 分の1ずつ、いずれかの部に所属しています。主要な任務は、現代の社会や世界に起こっているさまざまな問題について学術の観点から審議を行い、その結果を提言や報告という形で社会や政府に発信することにあります。

 活動の拠点は東京にありますが、各部が毎年一度開催する夏季部会は、地方での開催を慣例としています。今回、第一部はこの夏季部会を松江市で開催することになりました。そこで、この機会に日本学術会議、とりわけ第一部の活動をよりよく知っていただくために、島根大学との共催で公開シンポジウムを開催することにいたしました。

 今回の公開シンポジウムでは「教育と学術の明日」をメインテーマとして、前半では初等中等教育における英語教育、高等学校における公民、歴史教育にかかわる提言、そして後半では、大学教育を含めて、学術の総合的発展のために人文・社会科学は何をなすべきかを論じた提言を取り上げることにしました。

 各提言の作成に関わった第一部会員が概要を説明し、続いてコメンテータの方に登壇いただきますが、それを受けて参加者の皆様からご意見や質問をいただきたいと思います。とりわけ、日々教育の現場に立たれている先生方から率直なご意見をいただければ幸いです。あわせて、このシンポジウムが来期の第一部の活動に寄与することを期待しております。

 ご多忙とは思いますが、皆様ふるってご参加くださいますようご案内申し上げます。

 

 

 日時:2017年7月30日(日)13:00~17:00

 会場:松江キャンパス・大学ホール

 主催:日本学術会議・島根大学

 詳しくはチラシをご覧ください。  公開シンポジウム(チラシ)(4MB)

 

 問い合わせ 島根大学法文学部 渋谷 聡(日本学術会議第一部島根大事務局)

  TEL&FAX:0852-32-6190